2017年4月16日日曜日

上下水道~計画以上の内部留保、高い受水費の是正

市議会予特委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は、序下水道会計について質しました。上下水道はビジョンで長期整備計画と財政収支計画を定め、この間、計画以上の内部留保を明らかにし、市民還元から「下水道料金の使用量に応じた料金体系」に改善も行ってきました。

 稲葉市議は「見直した財政収支計画に対しても、内部留保が計画を大幅に上回っている。さらに10億円も払っている受水費の単価が、音更や幕別の2倍以上と高い。これを是正すると2億8千万円の経費削減。さらに施設整備の企業債残高で高い金利を現行並みに借り換えると67億円、2%以上の借換えだけでも40億円の経費削減に」なると収益的収支の見直しを求めました。


上下水道料金「生活困窮者に減免制度を」


 さらに稲葉市議は「上下水道料金は使用料であり、生活に困窮する世帯への減免規定が必要」と提起。「旭川市は水道給水条例に減免規定をもち、生活困窮者、障害者、高齢単身世帯等への減免を実施している。帯広市も収益的収支の見直しで財源はあり、使用料の減免として条例明記すべき」と求めました。