2017年8月13日日曜日

地域資源=自然エネルギーを活かしたまちづくり

士幌町の自然エネルギー発電所


 「原発なくす十勝連絡会」は7月18日、士幌町の自然エネルギー発電所の視察を行い、稲葉市議ら市議団3人含め32名が参加しました。
 中士幌太陽光発電所は、町が設置し約1Mで町内業者が管理し、年間5600万円超を売電し、町財政に繰り入れているとのこと。その財源を観光や商工業振興の施策に活用していると説明がありました。

 小水力発電所は商工会が設置したもので、総工費は1500万円で1千万円は超の補助金を活用。発電した電気は全て売電し、その収入から経費を引いたものが利益となっています。通常の水力発電は水の高低差を利用しますが、この施設は河川の伏流水の吹き上げによりタービンを回す珍しいタイプと説明がありました。
 家畜の糞尿を利用したバイオマスプラントは、希望農家にJAが設置し、リースで貸し出すというもの。リース代を支払っても利益が出るそうです。糞尿処理の軽減や悪臭対策、環境保全など様々なメリットがあると説明がありました。地域の資源を活用し地域経済循環を推進していると強調していました。