2018年3月4日日曜日

西3・9再開発「子どもを産み育てられるまちづくりを」

学習会で稲葉市議


 帯広革新懇は24日、「西3・9再開発問題を考える」と題した学習会を開催しました。

 問題提起した稲葉市議は「再開発問題は、長い間、空きビルとなっていた旧ヨーカドービルの活用が決まって良かったけど、莫大な公費がつぎ込まれるのはおかしい。内容がよくわからないとの市民が多い。市民アンケートでも、賛成19%、反対31%、わからない44%との結果になっている」と話しだし、「西3・9周辺市街地再開発事業は、旧ヨーカドービル、道銀のビル、市営駐車場、宮坂建設の土地を一本化し、マンションや事務所、店舗、駐車場を建設する計画で、総事業費104億円に国と市が53億円の補助をするというもの」と計画を説明。

「人口減少時代ののまちづくりなのか」

 「帯広市は2060年に9万6千になるという人口推計を13万人にまで回復させるビジョンを作成。それとの整合性が全く説明されていない」とし「若者が子どもを産み育てられるまちづくりにこそ財源を」と強調しました。